俺の気持ち猫に届かず
このブログの名前の由来は飼い猫の名前からきている。
ジムという名前で10年近く実家で飼っている。
僕が高校生の時にやってきたジムはまだ赤ちゃんだった。ピャーピャー泣いて
お母さんの姿を探し歩いている可愛い姿が今でも思い出せる。
すくすく育ち気づけば立派な成猫になっていた。
そんなジムにも九死に一生の事件が起きたことがあった。
ある日突然痙攣を起こしみるみるうちに弱ってしまったのだ。
僕はその現場に居合わせなかったが、母の話を聞くに壮絶な状況だったことがうかがえた。
急いで病院に連れていき、検査をしてもらった。生死のさまよう状態だったそうだ。
後日面会をした時には、奇跡的に回復していたが不安そうな鳴き声を聞いた時は
涙が溢れてきた。
その後は順調に回復し、やっと家に帰ってきた。
退院したがまだ弱っていてだらんと寝そべっている。
僕は愛おしくて撫でながら顔を近づけた
『無事でよかった、おかえり』と心の中で思った。
その瞬間ガブッ!
鼻を思いっきり噛まれたのだ。
一瞬で愛おしい気持ちが吹っ飛び怒りにも近いような感情に変わった。
まぁ噛めるぐらい元気ということは嬉しいけど、今は違うだろー!
そんな空気を読まないところも含めて可愛いのだが、もう少し僕の気持ち届いて欲しい笑
なぜこの話が浮かんだかというとまさに今日同じことが起きた。
昼頃ジムがぐっすり眠っていたのでお腹に顔を埋めようとした瞬間
鼻を思いっきり噛まれた笑
あんな気持ち良さそうに寝ていたのになんで噛むの!??
ジムの気持ちはわからないものである。
そんな実家の王様猫は今も横でぐっすり眠っている。